ハリルホジッチ監督会見をメディアはどう報じたのか

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リベロの河童
 ( 河童戦術ブログの管理人 )

いやあまさに『痛快』でしたね。先日プライベートの問題で帰国するかもしれないという情報に対して「ハリルホジッチ辞任か」とメディアが大騒ぎしている状態で、そんなタイミングで監督が会見をするとなったわけですからもちろんメディアは辞任会見ではないかと予想していたと思われます。そんななかでのいきなりメディア批判。「私を攻撃しているメディアがある」などと暗に日刊スポーツや木崎伸也氏などにやり返していました。

たしかにグループ首位であと1勝でワールドカップ出場が決まるという段階でオーストラリア戦に引分け以下なら解任されると報じた日刊スポーツは本当に酷かったですし、本田圭佑を地球上どこへでも追いかけて取材しているサッカーライターが突然中身の無い中傷でハリルホジッチは無能だと叩き出したり、日本は一枚岩になれていない状態でした。まさにこのところメディアが日本の足を引っ張っていたわけですね。

どんなW杯予選でも楽勝なんていうときはありませんでしたし、毎回がギリギリの戦いです。負けたらW杯に出られないかもしれないという緊張感や焦燥感のなかでも選手や監督がそれに立ち向かってきたからこそ98年W杯から連続して出場しているのです。

そんなときにメディアが足並みを乱し監督解任論を振りかざすというのは本当にみっともない。日刊スポーツと木崎さんは特に最低の人間でしたね。会見で公開処刑されて当然だと思いますし、ファンは『よくやってくれた!』と監督に賛同しています。ではこのハリルホジッチ監督会見のメディア批判について、そのメディアたちはどう報道したのかをまとめてみます。

 

日テレニュース24

 

会見でメディア批判をした部分

【全文】緊急会見のハリル監督が日本への愛情を語る「私から辞めることはない」 | VICTORY

私とともに働いている人たちも少し焦っている部分がありましたし、私を攻撃しているメディアがあることも耳に入っていました。

私の昨日の発言は、私を批判し、プレッシャーをかけた方に向けたものです。そして選手たちにも何が起こっているか聞かれましたが、そういう理由です。私に敬意を払っていなかった方々、私の仕事を評価しない方々、もちろんそういう方々もいるでしょう。

そうしたことは、サッカーの世界で起きていますし、以前は日本よりも大きなプレッシャーの中で仕事をしていました。しかし今回はチームが首位の中で批判されました。勝ち点で1位、得失点差も最も良い状況下で、オーストラリア戦の結果によっては私が去らないといけないと書いた方々に関しては、私は攻撃だと受け止めました。

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日刊スポーツ

ハリルホジッチ監督が続投表明「忠誠心はあります」 – 日本代表 : 日刊スポーツ

31日は、オーストラリアの勝利後の記者会見で「プライベートな問題を抱えている」とし、質疑応答がないまま会見を終え、今後の去就が不透明になっていた。

指揮官はこの日の会見で、他から金銭面でも好条件のオファーが舞い込んできていたことも明かし「初めて言いますが、いい条件を提示されたことがあった。しかし私も目的を持ってきているので忠誠心はあります。私を批判する方々にとっては残念かもしれませんが、ここで仕事を続けます。いつまでかは申し上げられません」と自らの口で続投を明かした。

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日刊スポーツのハリルホジッチ解任論について | 河童戦術

日刊スポーツは『私を批判する方々にとっては残念かもしれませんが』という部分だけは使っているようですが、他からのオファーの部分を強調していてハリルホジッチが伝えたかったところをずらして報じていますね。いやそうじゃなくてお前が怒らせたんだろ!って思うんですけど、本当日刊スポーツは今回の件に関して完全に被疑者ですので、公開謝罪をしてほしいところです。日刊スポーツは日本の敵かもしれません。

 

木崎伸也

本田圭佑追っかけライターのハリルホジッチ批判がもの凄い | 河童戦術

本田圭佑に寄生して生き延びている無能サッカーライターですが、オーストラリア戦当日に中身がまったく無いハリルホジッチ批判の記事を公開して全方面から袋叩きにあっていて、この記事を公開したあとからは一切なんの発言もありません。ツイッターでも無言。媒体でも無言。言いたいことだけ言ってそれが的外れだったこともあり逃亡中です。逃げ回ってもなんにもなりませんから早くでてきたほうが今後のためだと思いますよ。

 

サッカーキング

ハリル監督が続投を明言! 「このチーム、この国に愛着がある」 | サッカーキング

会見の中では、「初めて言うが、金銭的にも、競技的にもよりいい条件を提示されたこともあった」と日本以外の場所から好条件のオファーがあったことも明かしたが、「2年間ともに過ごしているこのチーム、この国に愛着がある」と引き続き指揮を執ることを強調した。

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これが日本メディアの得意技『報道しない自由』なのでしょうか。メディア批判の部分だけがごっそり抜け落ちていて、まるで他からオファーがあったから騒動になっているかのように印象操作をしています。今の時代、何万人という人間があのハリルホジッチ監督の会見を見ているわけですから、こういう大事な部分を抜き取って報道するというのは本当に見苦しいのでやめてほしいです。メディアが出したものを信じるなんていう時代はとうに過ぎ、今はその情報に対してどこのメディアがどう報じたのかを見られているんですよ。サッカーメディアが左翼系新聞社みたいなことをしているのがとても残念ですし、あーサカキンってこういうところなんだなと信用は失墜したかもしれません。

 

ゲキサカ

ロシアW杯出場報告 ハリルホジッチ監督会見要旨 | ゲキサカ

私の昨日の発言は、私を批判していた方々、私にプレッシャーをかけていた方々に向けたものだった。選手たちにも『何が起こっているんですか?』と聞かれた。私を批判していた方々、私に敬意を払っていなかった方々、私の仕事を評価してこなかった方々、私を批判するためにいる方々。そういう方々がいることもノーマルだろう。私はサッカーの世界で生きているし、大きなプレッシャーの中で仕事をしている。しかし、チームが首位のときに批判をされていた。勝ち点も1位、得失点差も最もいい数字を残している状況で、オーストラリア戦の結果次第では私が去らないといけないと言っていた方々を私は“攻撃”として受け取った。

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ゲキサカさんはしっかりと要旨で伝えていますね。サッカーファンが望んでいるのはこういう姿勢であり、抜き取ってメディアの都合の良い部分だけを報道することではありません。今回の件で、もう新聞社は諦めているとしてサッカーメディアはどこがどういう姿勢なのかというのがはっきり見て取れたかもしれませんね。

 

その他メディア

スポニチ:メディア批判の部分は無し

スポーツ報知:メディア批判の部分は無し

NHKニュース:メディア批判の部分は無し

サンスポ:メディア批判の部分は無し

朝日新聞:メディア批判の部分は無し

フットボールチャンネル:メディア批判の部分は無し

日本経済新聞:『同監督は結果次第で解任される可能性があると、試合前に一部で報じられたことに言及し「私は攻撃として受け止めた。私を批判してきた方に向けたものでもあった」と意図を説明。』

毎日新聞:『同予選中に自身の手腕を疑問視する声が日本協会内や報道などで出たことについて「チームが首位にいる時でも批判された。攻撃として受け止めていた」と顔を真っ赤にしながら語り、お祝いムードとはほど遠い雰囲気が漂った。』

Goal.com:『これまで自身に対して批判的な報道をしてきた一部メディアに対し、「昨日の発言は私を批判してきた方に向けたもの」と返す』

サッカーダイジェスト:『「昨日の発言は、私を批判してきた人に向けたメッセージでもあった」と意図を説明した。』

中スポ:『「昨日の私の発言は、私を批判した人たちへ向けたもの」と釈明した。』

デイリースポーツ:『私の昨日の発言は私を批判した方々へのメッセージです。サッカーの世界に生きていますし、そういう批判にはなれています。オーストラリア戦の結果次第では去らなければいけないという話は攻撃として受け止めました。』

 

最後にひとこと

私の昨日の発言は、私を批判していた方々、私にプレッシャーをかけていた方々に向けたものだった。』とあるように、ハリルホジッチ監督へ向けられた解任論や外からのプレッシャーはかなり障害だったように感じます。それは他国からではなく内側から発生したものです。日本のために尽くしてくれている日本代表監督を日本メディアが攻撃して中身の無い感情論やしぐさで叩き続けるというのはトルシエ時代からずっと続いていますし、本当にやめてほしいです。批判したいならしっかりと戦術、戦略、マネジメントについて事実に基づいて語り批判すればいいじゃないですか。

まあこれはサッカーメディアだけの問題ではありませんが。で、サッカーファンの多くはハリルホジッチのサッカーに納得していますし、応援しています。メディアがサッカーを語らずその外側で攻撃するのはもう見ていて嫌になりますし、日本にとってなんの役にも立ちませんよ。

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