浅田真樹というサッカーライターのスポルティーバ掲載記事について

カテゴリ /  サッカー / タグ / 
リベロの河童
 ( 河童戦術ブログの管理人 )

やっぱりここ十数年もの間、日本サッカー界の成長を妨げてきたのは『日本メディア』だと本気で思っておりまして、ぶっちゃけそろそろメディア側の人間も世代交代してほしいと願っています。最近の若いサッカーライターにはしっかりとサッカーを勉強している人も増えてきている印象なのですが、昔から居座っているサッカーライター本当に駄目ですね。ハッキリ言いますけど本当に駄目です。もうサッカーの進化にまったく追いつけてない印象がありますし、やっぱりサッカーメディアも実力主義ではないんだなあと辟易しているところです。

で、今回スポルティーバに掲載された老害ライターの一味である浅田真樹さんが、これまた酷い。まあサッカーファンは杉山氏や浅田氏のようなライターを使い続けるスポルティーバなんて誰も読んでないんでしょうけど、それでもヤフーに掲載されて普段サッカーは見ないけどたまに応援してるよっていう人の目には届いてしまい、また変な誤解を植えつけられたり間違った知識を覚えてしまったりするんですよね。

 

ポドルスキより使えるかも。タイ代表・チャナティップが札幌を救う (webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース

この夏、新たにJリーグに加わった外国人選手と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、やはりルーカス・ポドルスキ(ヴィッセル神戸)だろう。ヨーロッパの強豪クラブを渡り歩き、ドイツ代表でも活躍。そのキャリアはワールドクラスの選手と呼ぶにふさわしいものだ。

 

しかし、ピッチ上のポドルスキが前評判にかなった活躍を見せているかというと、残念ながら疑わしい。周囲との連係が合わずに孤立し、苛立ちを見せることも少なくない。看板倒れと見切ってしまうのは時期尚早だろうが、少なくとも現段階で言えば、期待に応えているとは言い難い。

さて、その一方で、「意外な」と言っては失礼かもしれないが、この夏に加わったばかりの新顔ながら、スタンドの目を引きつけている外国人選手がいる。

続きを元のサイトで読む

 

これはコンサドーレ札幌のチャナティップが『使える』と上から目線で書いている記事なんですが、なぜか冒頭でヴィッセル神戸のポドルスキを批判しています。それ本当に必要ですか。おそらく『読者を騙して記事を読ませたい』『ポドルスキって名前出せば馬鹿な読者が食いつくだろ』という目論見があったのだろうと思われますが、あまりにも酷すぎる。

プレースタイルを比較するとか何かをポドルスキとチャナティップで対比して分析するのではなく、ただ唐突に根拠の無い妄想だけでポドルスキを叩いてる状態です。ネットが普及していない、情報は新聞かサッカー雑誌だけという十数年前ならこんなのが有難がって読まれていた時期もあったのかもしれませんが、もう読者のほうがライターよりも知識を持ちネットでいくらでも検証できる時代にあってはまったく受けないと思いますよ。

というわけでせっかくですからこの記事についていくつか突っ込んでみようと思います。スポルティーバの記事はあまりにも気分を害する可能性もあるんですけど、この媒体とライターの名前を覚えていただき、ひとりでも騙される被害者が減ればいいなあと願います。

 

ポドルスキを批判するだけの根拠がまるで無い

冒頭に登場するポドルスキですが、基本的にこの記事自体と関連はほとんどありません。タイトルに『ポドルスキ』と入れて読者を釣ろうとしているか、ただポドルスキの悪口を言いたいだけなのかです。また『周囲との連係が合わずに孤立し、苛立ちを見せる』のはなにもポドルスキだけでなく、FC東京の大久保さんもそうですね。

これはチームを変えるために必要なことかもしれません。知識の浅いライターが上辺だけで叩けるような部分ではないと思いますし、少なくとも自分にはポドルスキがどうして怒っているのかは理解できます。これからチームを強豪クラブへ変えようとするならばそれもひとつの手段ですよ。今の神戸には敵と戦う強い意識が欠けていると思いますし、それを持っているのがポドルスキだけのようにも映ります。FC東京もそうですけど、あれで大久保やポドルスキを叩くサポーターなんて多くないでしょうし、みんな強くなるためには必要だとわかっているのでは。

 

浅田真樹の無礼な言葉について

次に気になったのは『その最終予選を見てもわかるように、タイは日本に2戦2敗。実力的にタイは日本に劣る。いかに代表チームのエース格とはいえ、所詮はタイ代表でのこと。』という部分。なんですか所詮はって。あまりにも他国を馬鹿にしすぎていますし、タイ代表に謝ってほしいです。そもそもW杯アジア最終予選に進出している国なんですから、アジア全体から見たらかなり上の方なんですよ。浅田真樹氏のような偉そうな言い方は日本にとってもタイにとっても本当に良いこと無いですしどちらにとっても無礼な言葉遣いです。

こういう人間がサッカーライターやってるんですから、日本サッカーファンの目線がおかしくなるのは当然なのかもしれません。相手に対して敬意は感じられず、自分たちがちょっと強いからって勘違いしている記事を出すのはあまりにも失礼ですし、ほんとタイの皆様申し訳ございません。日本のサッカーファンはタイ代表のサッカーを見くびってなどいませんし、本当に強くなっていると感じています。オーストラリア代表との試合を見ましたけど、絶対に勝たないといけないオーストラリアをあそこまで苦しめたタイ代表ならさらに成長するでしょうしこれからが楽しみなチームでした。

 

中村憲剛のコメントについて

この記事では『MF中村憲剛は「速いし、うまいし、いい選手」と絶賛し、「あれだけのクイックネス(速さ、敏捷性)があれば、J1で通用するのは当然だろう」と、その実力を認める。』と書いてあったのですが、なんかおかしいなと違和感が残ったんですよね。で、他の媒体でこの部分のコメントがないかと調べてみたところ、中村憲剛は『札幌MFチャナティップの印象を聞かれると、「良い選手。速いし、パスも出せるし、これから日本にフィットしていったら、もっともっと良い選手になると思います。いい子なんですよ。ユニフォーム交換も『してくれ』って言われたし。ちょっと、うれしいですよ。悪意がなさすぎて、なんであんなにいい子なんだろう」』と言っていたようです。

まずこの部分についての違和感ひとつ目なんですが『クイックネス(速さ、敏捷性)』と書いてあるところ。これおかしくないですか。クイックネスとは基本的に『俊敏性』であり、素早さのことを指す言葉です。しかしクイックネスに括弧で敏捷性と書いてあるのですが、それは『アジリティ』のことじゃないですかね。アジリティ(敏捷性)とは基本的に速さに加え正確性という意味も込められています。つまりわざわざ浅田氏が間違った知識で中村憲剛選手の言葉に付け加えていると。これはコメントをした選手にも失礼ですし、調べるか勉強しろとしか。

そしてふたつ目なんですが『J1で通用するのは当然だろう』という部分。それ中村憲剛が本当に言ったんですかね。括弧でくくっている選手コメントの部分が嘘だったとしたら、よほどのことですよ。たしかに中村憲剛はチャナティップを誉めていましたし、もっと良い選手になると言っているんですけど、「J1で通用するのは当然」という言葉はどこから出てきたんでしょうか。ちなみにその後に出てくる奈良選手のコメントも本来出したものにライターが勝手に言葉を付け加えているようですね。

 

最後にひとこと

最初にも言いましたが、日本サッカーを駄目にしているのは日本のメディアだと本気で思っています。特に古くから居座っているライターの多くが乏しい知識で小手先の書き方だけで生き残ってきたことによって、日本サッカーファンの成熟が遅れているのではと感じています。それがゴシップ大好き新聞社だったらまだ放っておくんですけど、サッカーライターがこんな状態ではあまりにも救いようが無い。

このような昔からの老害ライターとは違い、最近はちゃんとサッカーを勉強しているライターさんも増えてきています。しかし老害が居座り続けていると、いつまでもライターの世代交代が進まないんですよね。ここはもう、日本サッカーのためだと思って退いていただけないでしょうか。また、杉山氏や浅田氏のようなライターを使い続けるスポルティーバが落ちぶれたように、ちゃんとサッカーファンはそういうところも見ていると思いますよ。どの媒体がどんなライターを使っているのか。ある意味それでその媒体の信頼度がわかるかもしれませんね。

サッカー ≫ 人気記事ランキング