ニュージーランド戦とハイチ戦に臨む日本代表メンバーについて

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リベロの河童
投稿者: ( 河童戦術ブログの管理人 )
公開日:2017年09月29日( 3か月前に投稿 )

あまりにも長いハリルホジッチ先生のサッカー講座のあとでやっと発表されたニュージーランド戦とハイチ戦に臨む日本代表メンバーですが、それぞれのポジション別で選出された選手などの感想を書いておきます。全体的な印象としては『あまり驚きのない選考だなあ』というのが率直な意見なんですけど、例えば国内組をテストする機会としては東アジア選手権というのもありますし、今回はまた別の目的があるのではないでしょうか。

 

GK

川島 永嗣 (FCメス/フランス)
東口 順昭 (ガンバ大阪)
中村 航輔 (柏レイソル)

GKはこれまでと同じ顔ぶれの選考となりましたね。まあこのポジションに関しては、怪我などの特別な事情がない限りはこの3人がそのままワールドカップ本大会のメンバーとなる可能性が高いのではないでしょうか。特にGKというポジションに関してはある日突然成長するなんてことは稀ですし、この序列を今から覆すというのは相当難しいかもしれません。

 

CB

槙野 智章 (浦和レッズ)
吉田 麻也 (サウサンプトン/イングランド)
昌子 源  (鹿島アントラーズ)
植田 直通 (鹿島アントラーズ)

CB枠ですが、徐々にファーストチョイスは吉田麻也と昌子源のコンビになりつつあります。あとはその控えの競争となりますが、候補としては槙野、植田直通、三浦弦太が有力。それ以外では森重、鈴木大輔、岩波拓也あたりがここに入っていけるかどうかという感じ。W杯本大会でもCB枠は4人となるでしょうから、吉田と昌子の控えというところの競争はこれからもかなりありそうですね。

 

SB

酒井 宏樹 (オリンピック・マルセイユ/フランス)
酒井 高徳 (ハンブルガーSV/ドイツ)
長友 佑都 (インテル・ミラノ/イタリア)
車屋 紳太郎 (川崎フロンターレ)

SB枠も本大会では4人となると思われます。基本的に現時点でのファーストチョイスは右サイドバックが酒井宏樹で左サイドバックが長友佑都だと思われます。そして左右どちらも出来て、ボランチや、その気になればCBもできそうな高徳が控えとして選ばれるのではないでしょうか。となると現時点で残っている枠はあとひとつでして、そこに誰を入れるかなんですが「この選手で間違いない」というパフォーマンスを見せている選手はまだいないですね。というわけで今回は車屋が選出されました。ちなみに車屋に関しては突然サプライズで呼んだわけではなく、元々予備登録には名前があった選手ですしハリルホジッチもずっと追いかけていた選手だと思われます。

で、内田篤人も最近復帰し始めていて、まだまだ競争はありそうなポジションではあります。特に長友なんかはここから本大会までのパフォーマンスが重要になりますし、クラブで干されたり低調なパフォーマンスを見せてしまうと序列が覆される可能性は大いにあります。ただし下からの突き上げが少ないというか、これといった選手が見当たらないのが凄く残念なポジションでもありまして、そういう意味でもまだ名前が呼ばれていない選手でもチャンスはありそうです。

 

 

MF

倉田 秋  (ガンバ大阪)
香川 真司 (ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
山口 蛍  (セレッソ大阪)
小林 祐希 (SCヘーレンフェーン/オランダ)
遠藤 航  (浦和レッズ)
井手口陽介 (ガンバ大阪)

絶対的な選手である長谷部誠が今回は招集されていないためどのような組み合わせになるのか今回一番よくわからないポジションとなります。アンカーひとりのインサイドハーフ2人という逆三角形でいくのか、それともダブルボランチ+トップ下の三角形で行くのかもよくわからないですね。個人的な希望としては井手口をアンカーにした逆三角形を見たいと思っているのですが、長谷部が居ないときにハリルホジッチ監督がここをどうするのかちょっと楽しみではあります。

また、この中盤に関しては長谷部と井手口と香川真司はおそらく本大会でも呼ばれるでしょうけど、それ以外の選手に関してはまだまだ競争があると予想されます。ここに入って来そうなのは大島僚太や清武、柴崎岳や高萩などでしょうか。あと柏木や森岡もですかね。もしかすると鹿島の永木やトップ下として中島翔哉というのもなくはないかも。まあこのMFに関しては「W杯での対戦相手が決まってから」戦術をある程度固めてメンバーを絞り込んでいくのでは。それまでは競争でしょうきっと。

 

WG

乾 貴士  (SDエイバル/スペイン)
原口 元気 (ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
久保 裕也 (KAAヘント/ベルギー)
浅野 拓磨 (VfBシュツットガルト/ドイツ)

ウィングのポジションに関しては今回召集されたこの4人が現時点でW杯メンバーに一番近いと思われます。それぞれタイプが違っていて面白そうなウィング枠ですが、大事なのは「守備がしっかりとできるか」という部分になるのではないでしょうか。特に乾や原口は欧州へ移籍してから守備の部分で本当に成長した選手ですし、そこが緩いとすぐに呼ばれなくなると思われます。

今回呼ばれなかった候補としては、まず本田圭佑でしょうか。しかし現在はクラブでサイドの選手としてではなく中央でプレーしているようですし、このウィング枠で呼ばれるというのは少なくなるかもしれません。他にこのポジションで呼ばれそうなのはインゴルシュタットの関根や小林悠、それから宇佐美…かな。あと柏レイソルの伊東でしょうか。ただしどの選手でもそうなんですけど、守備に関してしっかりと走れない(監督の求めることができない)選手は呼ばれないと思われます。あれそういえば柿谷はどうした…

 

CF

大迫 勇也 (1.FCケルン/ドイツ)
武藤 嘉紀 (1.FSVマインツ05/ドイツ)
杉本 健勇 (セレッソ大阪)

普通に各ポジションに2人ずつ選んでいくとCF枠も『2』となってしまうわけですが、ここも結構競争が激しそうなポジションではあります。まず先日のオーストラリア戦とサウジ戦を見ても、現在の日本代表のサッカーを支えているのは大迫であるというのがよくわかるかと思います。よほどのことがない限りは大迫が選ばれることになると思いますし、問題はあと一人が誰になるのかですね。

それも対戦相手が決まってからになるのでしょうけど、やはり現時点では岡崎と武藤くんと杉本の競争というのは理解できます。 もういっそのこと4-4-2にしてしまって大迫と岡崎の2トップという作戦もあると思うんですけど、まあそれもなかなか簡単にはいかないかもしれません。あともしかすると本田圭佑がこのポジションに入ってくることも考えられるため、武藤くんや杉本、それから鹿島の金崎あたりはこれからのパフォーマンスが大事になるかと。

 

というわけで各ポジションについて考察をいろいろと書いてみました。徐々にどういうメンバーでワールドカップを戦うのかは見えてくる時期ですしすでにほぼ確定という選手もチラホラいるんですけど、それでもまだまだ各ポジションで競争はありそうです。特にこれから入れ替えがありそうなのは『CBの控え』『左SB』『長谷部の相棒と中盤の構成』『CFのオプション』でしょうか。この部分についてはこれからも見極めがあるでしょうし、特に東アジア選手権でのアピールも注目になりそうです。

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