山形対長崎の試合でゴールが取り消しになった場面について

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リベロの河童
投稿者: ( 河童戦術ブログの管理人 )
公開日:2017年09月30日( 3週間前に投稿 )

少し話題になっているようでしたので取り上げておきます。J2第35節のモンテディオ山形対Vファーレン長崎の試合で、コーナーキックの流れから長崎が一度はゴールネットを揺らしたものの、その後の判定で取り消しとなる場面がありました。

長崎がコーナーキックのチャンスでおそらくサインプレーだと思いますけど、中の選手が二アサイドへ走りこんだりして相手を引き付けておいて後ろでフリーになっている選手へパスをしてそこからシュートをします。結局そのシュートしたボールにオフサイドの位置にいる味方が触った(触ってないかも)というところに関して、これがオフサイドではないかということで山形の選手たちが抗議をし、そしてこのゴールは認められませんでした。

で、気になったのはDAZNの解説なんですけど『あ、この最後のタッチですね。これはオフサイドですね。いや前田選手のシュートに対して、最後山形の最終ラインの背後に、誰ですかね最後ワンタッチ入れたのねえ。そこがもう確実に映像でも触っているのがわかるので、これはオフサイドの判定…』実況『ゴールは認められませんでした』というやり取りでこのシーンを振り返っていました。

どうして気になったのかというと、この場合はオフサイドの位置にいて最後に足を出した選手が「触ってなくてもオフサイド」となるからです。DAZNの解説の方が、この最後に足を出した選手がオフサイドの位置にいてワンタッチをしたからオフサイドの判定で間違いないと言っていたのですけど、これはたとえボールに届かなくて触っていない場合でもオフサイドとなります。

オフサイドに関する追加ガイダンスについて | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

1.“相手競技者に干渉する”

解説
すでに競技規則に説明されている状況に加え、オフサイドポジションにいる競技者は、次の場合、罰せられるものとする。

● 自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試み、それによって相手競技者にインパクト(影響)を与えたとき

または、
● ボールをプレーできる相手競技者に、明らかにインパクト(影響)を与える明白な行動をとったとき

ガイダンス

●“明らかにプレーしようと試みる”-この表現は、オフサイドポジションにいる競技者がかなり遠くの距離に居るにも関わらず、ボールに向かって走ってくるだけでオフサイドで罰せられることを防ぐものである。(ボールの近くに寄った場合を除く)。

●“近く”というボールとの距離を認識することは重要で、ボールがオフサイドポジションにいる競技者の頭上や前方を明らかに(プレーができないほど離れたところを)通っていった場合には、罰せられることはない。

●“インパクト(影響)を与える”とは、オフサイドポジションにいる競技者が、相手競技者がボールをプレーすること(または、プレーする可能性)に影響を与えることで、これには相手競技者がボールをプレーする動きを遅らせたり、邪魔をしたり、または妨げたりすることが含まれる。

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このように、先ほどの場面に関しても相手競技者(GKとか)に影響を与える行動を取っているため例えボールに触れていなくてもオフサイドが正しい判定となります。少しDAZNの解説の仕方が紛らわしい言い方でしたのでこの部分について取り上げておきました。もしオフサイドの位置だったとしてもシュートされたボールとGKの間ではなくそこに影響のない位置だったらオフサイドとはならないんですけど、明らかに相手に影響のある位置でボールに触ろうとしてましたからね。

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