浦和レッズのマウリシオはACL決勝第1戦に出場できるのかどうかで情報が錯綜中

カテゴリ /  サッカー / タグ /  / 
リベロの河童
投稿者: ( 河童戦術ブログの管理人 )
公開日:2017年10月19日( 1か月前に投稿 )

2012年の欧州チャンピオンズリーグ決勝ではチェルシーとバイエルンが戦ったのですが、そのとき準決勝で両チーム3名ずつ(計6名)の主力選手が累積警告を受けて決勝戦に出場停止となって問題となり、それからルールが改正され準々決勝で一度累積警告がリセットされるようになりました。あの宇佐美がCL決勝でベンチ入りしたときですね。懐かしい。

で、今回ACL準決勝のセカンドレグで浦和レッズのマウリシオが累積2枚目となるイエローカードを提示されてしまい、これが決勝に持ち越すのかどうかで少し情報が錯綜しております。まずサッカーのニュースサイトなどでは「マウリシオは累積警告で決勝第1戦は出場停止」と書かれているんですけど、浦和レッズのマッチデープログラムでは「★ACL準決勝までの警告は、決勝に持ち越さない。本日の準決勝第2戦で通算2回目の警告を受けても決勝第1戦を出場停止にはならない。」と記載されています。よって、その辺のことを調べてみました。

 

 

22 ASIAN FOOTBALL CONFEDERATION
12.3. If a Player receives a caution in two (2) separate Matches of the same AFC competition,he is automatically suspended from the next Match in that competition unless the competition regulations provide otherwise.

競技規則に特別な定めが無い限り、競技者は同じ大会の別々の試合で2回の警告を受けると、その試合の次の試合で出場停止となる。

 

まずAFCの懲戒および倫理規定には警告についてこのように書かれていて、つまり累積警告が2枚たまるとその次の試合は出場できないということ。そして、この競技規則の特別な定めというのはどういうものかというと

 

57. Cautions and Expulsions
57.1 All matters relating to cautions and/or expulsions, including the carrying forward of cautions between stages of the Competition, shall be undertaken in accordance with the AFC Disciplinary and Ethics Code except where expressly set out below.

57.2 Any Participating Player who completes the Preliminary Stage having only received one (1) caution shall carry-over that caution to the Playoff Stage.

57.3 Any Participating Player who completes the Playoff Stage having only received one (1) caution shall not carry-over that caution to the Group Stage.

57.4 Any Participating Player who completes the Group Stage having only received one (1) caution shall not carry-over that caution to the Knockout Stage.

57.5 Any Participating Player who completes the Semi Finals having only received one (1) caution shall not carry-over that caution to the Final.

以下に記載されている場合を除き、AFCの懲戒および倫理規定に従って行使されるものとします。

ACL予選を終えて累積警告が1枚の選手は、その警告をプレーオフに持ち越す。

プレーオフを終えて累積警告が1枚の選手は、その警告をグループステージには持ち越さない。

グループステージを終えて累積警告が1枚の選手は、その警告を決勝トーナメントには持ち越さない。

準決勝を終えて累積警告が1枚の選手は、その警告を決勝戦には持ち越さない。

 

このようになっています。これを浦和レッズで例えると、準決勝が終わった段階で累積警告が1枚の選手はそれがリセットされて決勝には持ち越さないとなります。よって、準決勝第2戦でイエローカードを受けた槙野がもし決勝第1戦でもうひとつ警告を受けたとしても決勝第2戦も出場できると。しかしマウリシオは準決勝第1戦と準決勝第2戦で警告を受けており、準決勝が終わった段階で累積2枚となっているため、決勝第1戦は出場停止となるのではないでしょうか。つまりマッチデープログラムが間違っている可能性がありますね。

まあ正確には浦和レッズのアナウンス待ちという状態なんですけど、ACLの競技規則や懲戒規定を見る限りではマウリシオは決勝第1戦は出場停止になるのではないかと思われます。

サッカー ≫ 今週の人気記事