香川真司が欧州遠征の日本代表から外れたことについて

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リベロの河童
投稿者: ( 河童戦術ブログの管理人 )
公開日:2017年11月02日( 3週間前に投稿 )

香川真司のコメントに対してまたスポニチが悪意ある切り取り方というか、それ何度も選手自身に否定されてるだろっていう抜き出し方でコメントを紹介していたんですけど、ほんとそういうのなんとかしてほしいところです。

で、今回日刊スポーツがちゃんと質問とコメントを丁寧に掲載されていたのでそっちを読んでみたところ、香川真司も今回の日本代表欧州遠征に呼ばれなかったことでたしかに納得できない部分はあるんだなあと感じました。

香川真司、代表外しハリル監督に「理由わからない」 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

-代表のメンバーから外れてしまったが。

香川 うーん…まぁでも、正直やはりこのタイミングかな?というのは感じますし、この試合は恐らくW杯を想定しなければならない試合で、僕はテストマッチという感覚では全く捉えていなかったので、半年後のW杯に向けたガチな戦いを、そして僕たちが積み上げてきた戦いをやれる絶好の機会だと思っていたので、もちろんそこに対する悔しさというかね…メンバーから外れるとしたらもっと早いタイミングであったのかなと思うし、特に去年のこの時期を含めて少なからず…今はね、全くもって悪い感覚はないですし、去年一昨年まだ安定感が出ていないときがあったので、そこの基準というのはちょっと何とも言えないですし、監督が決めることなので、僕はまたここで結果を残し続けるだけですし、そしてその自信は十分に感じているので、またW杯を半年後に見据えるしかないし、そして次のテストマッチが3月なので、それに僕は向けるしかないので。この段階でどこまでやれるのか。恐らく監督はベスト(の選手)を選んだので、それでどこまでできるかというのが本当に試されると思うので、それはすごく楽しみですけど。

-自分が良くなかった時に代表に呼ばれていたことは、モチベーションになっていた?

香川 そこに信頼を感じていましたし、悪い流れでも自分を必要としてくれる、自分自身も代表に対してどんな状況であれ誇りを感じていますし、それは常々感じていることなので。なので悪い状態でも呼ばれることに対する責任は全うしてきたつもりなので。なので、後は監督が判断するだけですし、俺たちはヨーロッパのチームと違ってまだまだ戦力的に、ヨーロッパのクラブでやっている、上のクラブでやっている選手もいないですし、そこでやっていても試合に出続けるという保証はないので、ただそれでも代表に呼ばれることは1つの誇りだったので、それはうせることはないし、僕自身の目標が消えることもないので、もう(代表招集は)あと一回しかないですから、3月、そこにしっかりと僕は照準を合わせて、やり続けていくだけかなと。

-巻き返す自信はある?

香川 去年一昨年と僕は代表でもドルトムントでもすごくいろんな経験をさせてもらって、良い時もあれば悪い時もありましたし、むしろ悪い時の方が多かったですけど、その流れをいい方向に変えるために試行錯誤しながら努力してやってきたつもりですし、そして3年目じゃないですけど、迎えたなかで1つ…今年の1月くらいからその感覚を得ていたんですけど、ホントにいいプレーがこのレベルの高いところで、競争の激しい舞台で出し続けていけているなという手ごたえを感じられていたので、このシーズンは僕自身にとってすごく大事ですし、何よりW杯前のシーズンというのはとても大事なので、コンディションであったり、結果も含めて。そういうものを想定して取り組んできたなかで、こうやって結果を出し続けていくしか残された方法はないので、そしてその自信を自分が積み上げてきた中で感じているので、僕は日々やり続けるだけかなと思います。

-ハリルホジッチ監督とは何か話をした?

香川 僕は別に個人的に話はしていないので、そこの理由は分からないですし、ぜひ聞いてみたいところはあるので。まぁ僕自身それなりにやってきたと思っているんでね。何かしらの理由があるわけですし、そこは十分話し合う必要があると思っているので、僕も積み上げてきたものがあるし、1回2回の話ではないので、監督の話を聞いてみたいです。逆にこの2試合で出る結果に対しては評価されるべきだと思っているし、ホントにW杯を想定した相手にどれだけやれるのか。やれたら俺は受け入れるしかないですし、やれなかったときにどう考えるのか。このチームの流れを見ても、僕が合っているのかって言ったら分からないところが、クエスチョンマークが付いているのは分かっているし、ただW杯ですから、その中で自分をどうアジャストさせていくかというのは常々考えてやってきたので。でも1つこの2試合で見えてくるところは十分あると思っているので、実際自分は出られないですけど、今の日本代表の現状を計る上で大事な試合なので、ホントにガチの試合をぜひしてほしいなと思っています。(鈴木智貴通信員)

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今季の欧州チャンピオンズリーグに出場している日本人選手が香川真司ひとりしかいないという日本的に少しヤバい状況の中、それでも香川真司は結構頑張ってますよね。レベルの低い国のリーグに移籍して出場機会を増やすわけではなく、世界的にも高いレベルの国のトップレベルのチームで競争して結果を出しているわけですから、間違いなく今の日本のトップであるというのは疑いの余地がないと思います。で、そんな選手が日本代表に必要がないかというとまったくそんなことはなく、とても重要な選手だというのは間違いないわけです。

ハリルホジッチもそういったことは十分に理解しているでしょうし、今回召集しなかったことにも何かしらの理由があると思われます。岡崎もそうですよね。香川と岡崎を使わないというのはもったいない話ですし、本大会までにはもう一度チャンスはあるでしょう。香川真司のコメントを悪意を持って抜き出しているメディアもあるわけですが、自分が受け取った印象としては「調子が悪いときも呼んでくれていたのに、自分の調子が上がって来ててチームとしても機能しそうになってきたところで外されたのがショック」という感じでしょうか。

ただし現状の日本代表のベストメンバーとも言えるオーストラリア戦の先発には香川も岡崎も選ばれていなかったわけで、そういう意味では香川も岡崎もまだ監督の求めていることに対して満足のいく回答ができていないということなのでしょう。現状の4-3-3(4-1-2-3)のシステムでは香川真司はインサイドハーフに入ると思うんですけど、結構守備での要求が多いですからね。インサイドハーフの2人はこれまでひとりが守備役でひとりが攻撃役みたいな役割もあったんですけど、ホジさんがやっているのは『2人とも守備役』みたいなところがありまして、まずそこをクリアできないと厳しいかと。岡崎の場合はワントップでのパフォーマンスがあまり良くないところでしょうか。そう考えるとやっぱりまだ監督の要求に応えれてない部分は確かにあります。

まあ個人的な意見ですけど、まだ日本代表ってW杯のグループステージで3勝するだけの位置にはいないわけで、ブラジルやベルギーに勝つことよりも、中堅国を確実に倒して2勝1敗で決勝トーナメントへ進出できるかどうかという段階だと思っています。だから正直ブラジルやベルギーにもし親善試合で勝ったからといって「じゃあW杯も大丈夫」なんてことには全然ならないわけで、それよりも第2ポットや第3ポットのチームにどうやって勝利するかのほうが大事な気もしています。だから今回の欧州遠征に漏れたからといってもう駄目ってことはなくて、香川や岡崎のような選手にとってはむしろこれからのパフォーマンスが大事なのかなと。

最後に。香川としては今回の欧州遠征から外れたことに対して悔しい思いはあるでしょうけど、W杯本大会を考えたらやっぱり必要なんですよね。一番高いレベルで経験を積んでいる選手ですし。今回の欧州遠征が悪い結果になったときにはもちろんまた次の召集で呼ばれると思うんですけど、できれば今回の欧州遠征が良い結果になったとしても、それでももう一度召集されるようにクラブで頑張って欲しいところです。とにかく守備面では一定の仕事ができないとどのポジションでもどんな選手でも使わない感じなので、その部分を是非とも改善してほしいですね。

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