U20日本代表が戦う決勝トーナメントのPK戦はABBA方式でやるとのこと

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リベロの河童
投稿者: ( 河童戦術ブログの管理人 )
公開日:2017年05月30日( 7か月前に投稿 )

いくつかの大会ではすでに導入されているルールなのですが、どうやらU20ワールドカップのノックアウトステージでのPK戦は従来とは異なるABBA方式で行うとのこと。

まず、どうして従来の「先攻が蹴ったら次に後攻が蹴る」という方式から変更する必要があるかというと、一般的には「先攻が有利」と言われていて、実際にデータでもそのような傾向が出ているからでもあります。

【W杯のツボ】PK戦は先攻有利!! 勝率92% – 産経ニュース

出場チームが現行の32チームになった1998年フランス大会以降、W杯でのPK戦は13試合あった。そのうち、何と12試合で先攻のチームが勝利している。勝率は92・3%。コイントスで先攻を取れば、グッと勝利に近づく数字だ。

PK戦では一般的にも先攻が有利とされる。指摘される理由は「後攻のチームは、常に成功させなくてはいけない重圧がかかる」というもの。先攻側がゴールして先行する限り、後攻側はいつも失敗が許されない崖っ縁に立たされるからだ。

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まあ一般的にはもっと低い数値でしょうけど、それでも先攻が有利というのは以前から言われておりました。そのため、このABBA方式によってその先攻有利と言われている現在の形を変えようとするものであります。で、ABBA方式とはなんぞやというところですが、今までは

 

先攻1⇒後攻1⇒先攻2⇒後攻2⇒先攻3⇒後攻3⇒先攻4⇒後攻4⇒先攻5⇒後攻5

 

と、先攻後攻がひとりずつ蹴る形でした。これがABBA方式になると

 

先攻1⇒後攻1⇒後攻2⇒先攻2⇒先攻3⇒後攻3⇒後攻4⇒先攻4⇒先攻5⇒後攻5

 

このように同じチームの選手が2連続でPKを蹴る方式となります。そしてすでに、いくつかの大会ではこのABBA方式でPK戦を戦っているようです。

サッカー史上初!『ABBAルール』のPK戦を実施!おもしろい結果に

ドイツ1人目:●

ノルウェー1人目:●

ノルウェー2人目:○

ドイツ2人目:●

ドイツ3人目:●

ノルウェー3人目:○

ノルウェー4人目:●

ドイツ4人目:○

ドイツ5人目:○

ノルウェー5人目:●

ノルウェー6人目:●

ドイツ6人目:○

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PK戦の「ABBAルール」、男子の公式戦でも初テスト!緊迫の準決勝で

スペインの1人目:成功(○)
ドイツの1人目:失敗(×)

ドイツの2人目:成功(○)
スペインの2人目:成功(○)

スペインの3人目:失敗(×)
ドイツの3人目:失敗(×)

ドイツの4人目:成功(○)
スペインの4人目:成功(○)

スペインの5人目:成功(○)
ドイツの5人目:

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この2つのデータを見ると『同じチームが2連続で蹴るとき、最初に蹴った人の成否が後に蹴る味方の成否に影響する』のではないかという推測が浮かび上がります。まあデータ量が少なくあくまでも推測ですが。

で、気になるのは「蹴る順番をどうするのか」です。従来の方式ですと、チームで一番上手い選手を5番目とか、メンタルが強い選手を1番目とか。なんとなくそういったもので蹴る順番を決めたりしていたのですが、方式が変わるとこれも変わるかもしれません。

もしこの『2連続で蹴るときは最初の成否が後に影響する』というデータに信頼が出てきた場合、先攻なら2番目と4番目に上手い人を置く、後攻なら1番目と3番目に上手い人を置く、という感じに変わる可能性はありますね。

まあ始まったばかりの方式ですし、これから新しい傾向が出てくるのかもしれません。というわけでこの大会でどういう選手を何番目に持ってくるのか気になりますし楽しみですね。まあ日本代表はPKになる前に試合を決めて勝ち進んでほしいところではありますが…

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