J1第13節川崎対浦和:決定機阻止で一発退場となった場面について

リベロの河童
投稿者: ( 管理人 )
公開日:2017年07月05日( 3週間前に投稿 )

DAZNで解説をされていた戸田さんが少し??なことをお話されていたので今一度ルールを確認するためこの場面を取り上げておきます。川崎フロンターレ対浦和レッズの試合で、後半に川崎が2-1とリードをしていた状況で、浦和レッズはPKを与えてしまいました。そしてここでファウルをした遠藤航にはレッドカードが提示され一発退場となりました。

これですが今振り返ってみると、もしかするとファウルの反則をした位置がペナルティエリアの外だったかもしれません…まあそれは置いといて、このようにGKと1対1になる場面でファウルをすると『決定的な得点の機会の阻止』になります。で、この決定機阻止となる反則をしたときのルールは以下のようになっています。

得点、または、決定的な得点の機会の阻止

競技者が、意図的にボールを手や腕で扱う反則により、相手チームの得点、または、決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所に関わらず、その競技者は退場を命じられる。

競技者が自分のペナルティーエリア内で相手競技者に対して反則を犯し、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、反則を犯した競技者は、次の場合を除き警告される:

• 相手競技者を押さえる、引っぱる、または押す反則の場合。あるいは、
• 反則を犯した競技者がボールをプレーしようとしていない、または、その競技者がボールに挑む可能性がない。あるいは、
• 反則がフィールド上のどこであってもレッドカードで罰せられるものであるとき(例えば、著しく不正なプレー、乱暴な行為など)。

上記の状況すべてにおいて、その競技者は退場となる。

次の状況を考慮に入れなければならない:
• 反則とゴールとの距離
• プレーの方向
• ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
• 守備側競技者の位置と数

競技規則にはこのように書かれています。いわゆる「三重罰軽減(PK+退場+出場停止)」というのは、決定機にボールに対してプレーした結果、相手も倒してしまったとか。そういうときにだけ適用されます。

今回の遠藤航のプレーですが、完全にボールではなく相手の体に突っ込んでますね。よって「相手競技者を押す」という部分に当てはまり、これは退場処分が妥当となります。

結局三重罰軽減になるケースは、決定機でボールにスライディングしたら相手も倒してしまったとか。そういうときは「PK+警告」となるのです。ボールにプレーしてなければ決定機の阻止はすべて退場です。

で、もう一度動画を見てみたのですが、やっぱりファウルをした位置はペナルティエリアの外だったようにも見えます。もしこれがペナルティエリア外のファウルだと判定された場合だと、処罰は「退場+出場停止+直接FK」となっていました。まあ際どい場所でのファウルでしたからね。状況的には完全に決定機ですが、PKかどうかの位置的には微妙なところでした。

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