タクティクス編:2017年J1前半戦ベストゴールを選んでみた

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リベロの河童
投稿者: ( 河童戦術ブログの管理人 )
公開日:2017年07月08日( 5か月前に投稿 )

前回はテクニック編として、2017年のJ1リーグ前半戦で決まったゴールの中から技術的に素晴らしいと感じたゴールを3つ選ばせていただきました。そして今回は『タクティクス編』としてチームとして素晴らしい攻撃から決まったゴールを選ばせていただきます。で、いろいろと振り返ってみたのですが、どうしても3つに絞ることが難しかったため4つほどチョイスしました。

 

タクティクス編:第4位

ベガルタ仙台(第16節)
ベガルタ仙台対セレッソ大阪

ベガルタ仙台分析:ボール保持率は今季J1で4位。ここ5試合の平均ボール支配率は58%|河童戦術

この得点ですが、自陣から9人がボールを触り14本のパスを繋ぎ15本目でゴールが決まります。ちなみにフィールドプレイヤーで唯一ボールに触れなかった永戸に関しても、サイドで幅を作ることで中の味方を助けることになり、全員が関与したプレーとも言えますね。

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今季からは、去年までのリアクション型カウンターサッカーから大きくスタイルを変え、自分たちがボールを握りアクションを起こすサッカーに切り替えているベガルタ仙台ですが、ここ最近ようやくチームのスタイルが形になってきているように感じます。これまで何年もそういうサッカーを目指しているチームとはどうしても個人技術の部分では足りてないように見える場面もありますが、基本に忠実にポジショナルプレーを頑張っているので、後半戦はさらに期待できるかもしれませんね。

 

タクティクス編:第3位

FC東京(第14節)
清水エスパルス対FC東京

[清水対東京]FC東京の2点目となる一連の崩しが素晴らしい|河童戦術

まずこのポジションで、一度落ち着いてパスを交換しながら相手を伺います。なにをしてるかというと、相手が動くのを待っておびき寄せています。

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今季はいろいろと大きな補強をして話題となっているFC東京ですが、それほど思うような結果が出ていないことでファンの反応は様々みたいですね。個人的には補強のポイントとかも含めて少し『??』な部分が多いチームなんですけど、このゴールに関しては本当に素晴らしかったです。相手をおびき寄せ、スペースが生まれたらそこを上手に使って攻撃しています。それぞれがそれぞれの持ち味を出して生まれたゴールでしたね。で、順位以上の戦力は揃ってるはずなのにどうしても勝ちきれない姿は、なんだか去年のセレ○ッソを思い出してしまいます。まあこれからの後半戦で「チームの良い部分」が噛み合えば面白いチームに仕上がる可能性はあるかもしれません。

 

タクティクス編:第2位

柏レイソル(第17節)
柏レイソル対鹿島アントラーズ

第2位に選んだのは、あの鹿島相手に柏レイソルが崩しきって決めた素晴らしいゴールです。ちなみにこの得点で柏レイソルは9人を経由し27本のパスを繋いで28本目で決めました。ポジショニングとパスで上手に相手を動かし、何度もやり直しながら最終的に相手の守備ラインを崩して中央へ。一度は逸れてしまうものの、即座に中央へ折り返して冷静にゴールを決めます。鹿島相手にここまで完全に崩せるチームなんてほんといくつもないでしょうね。あのレアルマドリーだってここまでできるかどうか。まあバルサならできるかも。

この柏レイソルの取り組みというのを実は数年前から注目していまして、本当に何年もチームとして取り組んできたものが形になってきたのではないでしょうか。あのバルサにだってこのように戦えてましたしね。で、去年『柏レイソルの出場選手の平均年齢はリオ五輪代表よりも若い』という記事を書いたのですが、ここ1~2年で築いたものではなく、もう何年もクラブ戦略として目標を設定し、そこを目指し続けた結果が徐々に出てきているのではないでしょうか。爆買いされて中心選手が大勢流出するなんてことが無い限りは、この勢いは続くかもしれませんね。

 

タクティクス編:第1位

川崎フロンターレ(第17節)
川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸

J1第17節:川崎フロンターレの先制点が半端ない|河童戦術

J1第17節の川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸の試合で決まったフロンターレの前半9分の先制点ですが、9人の味方を経由し、26本のパスを繋いで27本目でゴールを決めました。というわけでこのゴールで良かったいくつかのポイントを切り取って解説します。

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風間監督が退任し、今季からはどういうサッカーやるのかなあと注目していた川崎フロンターレですが、最近やっと形になってきたように思います。ボールを握って数的優位を作りながら前進し、ゴールへ向かいながら狭い局面でも簡単にボールを繋いで相手を崩し切ってしまう場面もあれば、奪った直後に縦に速いカウンターを仕掛けてゴールを決めてしまう鋭さも持ち合わせています。

で、最近見てて思うのは「目が揃ってきた」でしょうか。チームとしてどう攻撃してどう守備をするのか、チームとして同じ絵を共有できているように感じます。こうなるとほんと強い。順位こそ5位と少し低く思えるかもしれませんが、チームとしての成熟なら一番かもしれません。

 

というわけでタクティクス編として、J1リーグ前半戦でお気に入りのゴールを選ばせていただきました。なんとなく今季のJ1は自分たちからアクションを起こしてゴールを奪おうとするチームが増えたような気がします。まあリアクション型が悪いというわけではないですけど、個人的にはとても良い傾向だと思います。

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