今季の徳島ヴォルティスの素晴らしさがよくわかる場面

リベロの河童
 ( 河童戦術ブログの管理人 )

実は徳島ヴォルティスの試合ってこれまでほとんど見てなかったんですよね。特に好きとか嫌いとかというのではなく、なんとなく見る機会が無かったというか。で、先日J2第22節の名古屋グランパス対徳島ヴォルティスの試合を見たのですが、以前見たときと印象がまったく違っていて、良い意味で裏切られたというか驚きました。

これはおそらく今季から指揮をとっているリカルドロドリゲス監督の影響が大きいのだと思いますけど、素晴らしいサッカーを展開し名古屋グランパスを内容でも圧倒し、結果でも勝利を収めましたね。というわけで、個人的に気に入った場面を切り取ってみました。

この場面で見てほしいのは、名古屋グランパスが守備をしているときの相手との距離と、徳島ヴォルティスが守備をしているときの相手との距離です。名古屋グランパスの守備というのは、基本的に「抜かれない守備」ですね。

対して徳島ヴォルティスの守備は「奪う守備」です。どちらが良いとかそういうのは置いといて、いろいろな局面での動きを見ても明らかに監督による影響が出ていると想定される部分ですね。

特に守備でのいくつか特徴的な場面を切り取ってみました。まず見てほしいのはボールを奪われた選手の、ボールを失った直後の切替の速さですね。フットサルで「切替ゼロ秒」という言葉があるんですけど、まさにそれ。ボールを失って「あ~取られちゃった」なんて考えて悔しがってる選手はひとりもいません。その瞬間から即切り替えてボールを奪い返しに行ってます。

そして全体で連動して追い込みながらボールを集団で奪いにいきます。これは単発だとうまくいきません。チーム全体で動くからこそ相手との距離を詰めれるし、ボールにチャレンジすることができています。なんだかハリルホジッチが気に入りそうなチームという印象でしょうか。

まさか今季から指揮をとり始めてわずか数ヶ月でここまでチームを成長させることができるとは思ってませんでした。もしかすると現在の徳島ヴォルティスで他クラブに一番引き抜かれる可能性があるのは監督かもしれません。そして現在3位という順位も決してたまたまではなく、実力に見合った位置だと思いますし、みなさんも是非一度チェックしてみては。

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