天皇杯3回戦:ヴァンラーレ八戸対名古屋グランパスの感想

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リベロの河童
投稿者: ( 戦術担当 )
公開日:2017年07月12日( 4か月前に投稿 )

今回は天皇杯3回戦のヴァンラーレ八戸対名古屋グランパスの試合を見た感想を書いてみます。名古屋グランパスはかなりメンバーを落として臨んできましたね。風間監督のプレーモデルがそういうメンバーまで浸透しているのかどうかがみどころでしょうか。対して八戸はこの試合に合わせてきたのではないでしょうか。ただし、試合時間になっても30度を超える高温多湿な状況で、どこまで走りきれるのかが見どころです。

噛み合わせはこんな感じで、名古屋攻撃時は八戸の5-4-1に対して名古屋は2-3-5の形。基本的に名古屋がボールを握りながら相手を押し込んで戦い、八戸は機会をうかがいつつカウンターでゴールまでという狙いでしょうか。

で、前半の序盤はわりと八戸のペースでしたね。手数をかけずにシュートまで持っていけてましたし、クロスバー直撃の惜しいシュートもありました。できればあの前半15分までの時間帯で先制点を取っておきたかったところ。

しかし徐々に名古屋グランパスがペースを掴み始めます。八戸が押し込まれ、クリアをするのですがそのセカンドボールをことごとく拾われることで自陣で守備をする時間が長くなってしまいます。どうしても5-4-1で9人がペナルティエリア付近まで押し込まれるので、クリアしてもそのボールを確保するのが難しいんですよね。

前半を見た感想ですが、2つのポイントについて。名古屋はなんとかして八戸のボランチを釣りだしたいんですよね。八戸のボランチを動かして空いたスペースに味方が入り込んで使っで画像のスペースを使って何度かチャンスを作っていました。

で、2つ目なんですが、八戸は9人が引いてとにかく失点をしたくないというやり方だったため、ボールを奪っても預ける場所がなく、前線へのロングボールでもさすがに保持するのが難しい状況でした。よって、八戸は跳ね返してもまた守備という形でずっと押し込まれてしまいましたね。どこかでチャンスと感じたら両サイドのウィングが走り出してカウンター攻撃がしたいところです。

前半の序盤は八戸が狙っている形を何度か見せて優位に進めたものの、徐々に名古屋が相手を押し込んでボールを握ることで名古屋ペースに。しかし、名古屋はやはりいつもやっているメンバーではなかったためか、前半は最後までアイディアの不足や状況に対してピッチ上で修正する能力が不足しているように見えました。そして試合は0-0のまま前半を終えました。

 

後半に入って最初は八戸のペース。相手に対してしっかりと距離を詰めてボールを保持することができるようになりました。しっかりといつも通り相手にプレスをかけ続ければグランパスを押し込むこともできるんですよね。まあそれぞれの個人技術のところでミスがあってボールを失う場面も多いわけですが、そこでも即座に切り替えてしっかりと対応が出来ていました。

後半7分。しっかりとボールを循環させて右サイドで優位性をつくり、クロスから中央でヘディングシュートする場面がありましたが、惜しくも枠を逸れます。しかしその直後、コーナーキックから失点してしまいます。これはもうボールの質、入り込むタイミングが完璧でしたね。これまでセットプレーで失点はほとんどしていませんでしたが、さすがという感じ。

八戸にとってこういうとき大事なのは、バランスを極端に崩さないことですね。失点してしまったからと前がかりなりすぎてもいけませんし、もう失点できないと下がってしまうと押し込まれ続けて悪循環になってしまいます。後半開始からのペースでバランスを崩さず戦えれば、必ずチャンスはありそうです。

八戸は失点してしまったものの、後半から交代で入った高見選手がボールを奪った直後に高い位置を取ることでボールを保持し、徐々にカウンターを仕掛けれるようになりました。ここから主に八戸の右サイドでチャンスを何度かつくるもののゴールまではあと一歩というところで防がれてしまっていますね。

で、失点したものの試合展開が八戸のペースになってきていたところで、なんと雷のため試合が中断となりました。1時間以上の中断ののち、やはり雷の影響で試合は途中で中止となりました。まあ安全が第一ですからね。で、8月2日水曜日に再試合とのこと。残り時間からスタートなのか、完全に再試合なのかはまだ不明です。

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