7月29日のJ1リーグから適用されるルール変更について

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リベロの河童
 ( 管理人 )

サッカーのルールって同じように見えて実は毎年のように変わっていってるんですよね。そのアップデートを怠ったりすると2017年にもなって「キーパーチャージだろ!」とか言い出したりするのでほんと勉強は欠かせません。

というわけで7月29日のJ1リーグから新競技規則が適用されることになっていますので、主な改正ポイントをチェックしていこうと思います。なお2017/18シーズンのルール改正は6月1日からすでに有効になっているのですが、それをいつからやるのかは各国のサッカー協会がリーグにあわせて「この日からこのルールでやってね」というのを決めています。日本の場合は以下の通り。

2017明治安田生命J1リーグ
7月29日(土) 第19節

2017明治安田生命J2リーグ
7月29日(土) 第25節

2017明治安田生命J3リーグ
8月19日(土) 第19節

2017JリーグYBCルヴァンカップ
8月30日(水) 準々決勝第1戦

第19回日本フットボールリーグ(2017)
7月8日(土) セカンドステージ 第1節

2017プレナスなでしこリーグ1部
8月19日(土) 第11節

2017プレナスなでしこリーグ2部
8月19日(土) 第11節

2017プレナスチャレンジリーグ
9月2日(土) プレーオフ第1節

では今回のルール改正でどんなポイントが変更になったのか、かいつまんで大きいところだけいくつか抜き出してみます。もちろん全部をチェックするのも大事ですけど、まずは試合中の出来事に関わる重要な部分から。

第 12 条‐ファウルと不正行為:決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)
ボールをプレーしようと試みて決定的な得点の機会を阻止した反則に対し、主審がペナルティーキックを与えた場合、反則を犯した競技者は警告されるが退場とはならないとする 2 年間の実験に対して、サッカー界から得られた反応は非常に好意的でした。年次総会では、その考え方をペナルティーエリア内で「大きなチャンスとなる攻撃を阻止する」反則について拡大しました(ボールをプレーしようと試みた反則には警告を与えない)。

決定的な得点機会の阻止(決定機阻止)をペナルティエリアの中でやってしまった場合、そのプレーがボールに行った結果相手も倒しちゃったというのは三重罰軽減(PK+退場+出場停止)のため、PK+イエローカードとなっていました。これは前からなのですが一応書いておくと、PA内でボールに行った結果の反則は警告+PKですが、手で相手を押さえたとかボールにチャレンジしてない決定機阻止はPK+退場+出場停止のままです。ボールにいってたかというのが大事ですね。またPA外での決定機阻止は前と変わらず退場です。

で、今回どこが変わったのかというと、もう完全にGKと1対1になっているような場面以外での守備のときに、PA内でボールに行った結果相手も倒しちゃったというのはこれまでPK+警告だったのですが、これがPKだけになりました。もちろんハンドだったりボールに行ってなかった場合はPK+警告となります。ボールにいったかどうかというのが大きいですね。

決定機にPA外でボールにいってもいかなくてもファウルするとFK+退場+出場停止

決定機にPA内でボールにいかず相手を倒したらPK+退場+出場停止

決定機にPA内でボールに行った結果相手も倒したらPK+警告

PA内でボールにいかず相手を倒したりハンドなどはPK+警告

PA内でボールに行った結果相手も倒したらPKのみ

という感じになりました。ボールに対してクリアしようとしたら相手も倒したってのは警告も出ずPKだけになったというのが今回の改正のポイントですね。

では「決定機」とか「得点機会」ってのはどういう状況のことなのかという部分なんですが、それを判断する4つのポイントは以下の通りです。

・反則場所とゴールの距離

・プレーの方向

・ボールをキープできる可能性

・守備側選手の位置と人数

です。これは以前にもツイッターなどでたしか川崎Fの大久保がそういう場面で倒されたときに書いたのですが、これに攻撃側の人数は関係ありません。例えば攻撃側が2人で守備側がCBひとりの2対1という状況でファウルしても「味方がもうひとりいてそこにパスが出れば決定機だったろ!」みたいなご意見をよくいただくのですが、こういう場面で見るのは守備側の位置と人数だけです。

で、前までは「ゴールに対して向かっていたときにファウルを受けたかどうか」というプレーの方向に対しての認識は、ファウルを受けた瞬間にゴール方向に行ってたかというのを見ていたのですが、これが「全体的にゴールに向かっていればOK」となりました。相手をかわすためにゴールとは違う方向へドリブルしたときにファウルを受けても、それは全体的に見ればゴールに向かっているとなったら得点機会の阻止となりました。

というわけで一番大きな改正の部分についてまとめておきました。特に「ペナルティエリア内でボールに対してプレーした結果相手も倒したはPKのみ」という部分はよく出てくるかもしれませんので覚えておくことをおすすめします。

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